カフェのメニューや缶コーヒーなんかで、よく浅煎りやら深煎りやら書かれているものを目にすることが多いと思いますが、あれは一体何んだ?と思ってる人も多いのではないでしょうか?
今回は浅煎り、中煎り、深煎りとは何なのか?味がどう違うのか?という部分を書いていこうと思います!
浅煎り、深煎りって何のこと?
浅煎り、深煎りとはコーヒー豆の焙煎度合いを表す言葉です。
この焙煎度合いによってコーヒーの味は大きく変化し、焙煎が味の決め手とも言われたりします。
そもそも、、焙煎とは?
焙煎とはコーヒーの生豆に熱あてながら動かし乾燥させることを言います。
コーヒーの生豆はこんな感じです。
この状態の豆を焙煎することで、僕たちが見慣れている焦げ茶色のコーヒ豆へと変化しているわけです。
カフェによくこんな機械があるのを見たことあると思いますが、これは焙煎機といってこの中でコーヒー豆を焙煎しているわけですね。
ちなみにですが2000円程度で自宅で焙煎できる焙煎機もあったりします。
焙煎度合いの種類
浅煎りや深煎りは焙煎度合いを表すと言いましたが、違いとしては
浅煎りとはその名の通り浅く煎った状態のこと。
豆の色も黄色がかった淡い褐色です。
中煎りとは焙煎度合いを3段階で表した場合に中間となる煎り方のことを言います。
要は程よく煎るという感じでしょうか、、
栗っぽい色が特徴です。
深煎りとは、深く煎った状態の事を言います。
要は時間をかけてじっくりと煎ったもの。
深いこげ黒茶っぽい色をしていて表面がツヤツヤしているのが特徴です。
焙煎度合いによる味の違い
浅煎りの特徴
浅煎りコーヒーの味の特徴として、酸味が強く、苦味が少ないというのがあります。
豆本来の味が出やすいのも浅煎りのコーヒです。
飲んでみるとフルーティーな感じがして爽やかな印象です。
因みにですが浅煎りの方がカフェイン含有量が多いというのも特徴の一つです。
・豆の個性、質が味わえる
・ダイエット向き
要は爽やかな味や香り、カフェインが多く含まれるので、朝の目覚めやダイエットに適しています。
浅煎りはコーヒー豆本来の味が出やすいので、良質な豆で飲む時はおすすめですが、粗悪な豆の場合は要注意です。
中煎りの特徴
中煎りコーヒーの味の特徴として、酸味と苦味のバランスのとれた丁度良い味が特徴です。
どんなコーヒー豆にも合う焙煎度合いと言われます。
とはいえ、中煎りはさらに3段階の焙煎度合いで分けることが可能です。(厳密には浅煎りも深煎りも細分化されますが、、)
■ミディアムロースト【中浅煎り】
別名アメリカンローストとも呼ばれています。
特徴としては、苦味もありますが酸味の方が勝っているというのがあります。
こちらも豆本来の個性が出やすい焙煎段階と言えます。
■ハイロースト【中煎り】
酸味と苦味のバランスの取れた丁度中間です。
最も飲みやすい焙煎度合いとも言われており、コーヒー初心者の方におすすめです。
■シティロースト【中深煎り】
酸味が少し弱まり、苦味もしっかりと出てくるのが特徴です。
日本人に好まれる焙煎度合いとも言われています。
ちなみに僕もシティローストの豆が好きです。
・酸味と苦味をバランスよく味わえる
・どの豆にも合う
深煎りの特徴
深煎りコーヒーの特徴として酸味が弱く苦味が強いというのがあります。
またカフェイン含有量が少ないというのも特徴です。意外ですよね!
ここまで見てくると、焙煎度合いに比例して酸味が弱まり苦味が強まり、カフェイン含有量も少なくなってくるというのが分かりますね!
ちなみにですが深煎りになってくると豆の特徴が出づらくなります。
・アイスコーヒーは深煎り!
・夜でも飲める!!
・胃にもダメージ低
というのも、ミルク系のコーヒー(カフェラテなど)を作るときは、基本的に苦めのコーヒーを使います。
過去に書いたカフェラテの作り方でもエスプレッソを使うと説明していますね。
苦味の強いコーヒーを使う理由はミルクの甘さに負けてしまうからです。
浅煎りだと味がボヤけてしまいバランスが悪くなってしまうんです。
なので自宅で作るときなんかもコーヒーは濃いめで苦いものを使って作るのがおすすめです。
アイスコーヒーにも深煎りがおすすめな理由として、コーヒーは冷やすと酸味が強くなり、香りも落ちてしまいます。
酸味の強い浅煎りを使ってアイスコーヒーにしてしまうと、酸味が強くなりすぎて美味しくないという場合が多いです。
そのため深煎りなどの苦めのもを使うのがベストとされています。
夜や胃に負担をかけたくない時におすすめな理由は、カフェインが少ないからです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
浅煎りは酸味!
中煎りはバランス!
深煎りは苦味!
ということだけでも覚えておけば、カフェでのコーヒー注文や、缶コーヒーを選ぶ際、味の違いをイメージできるようになります!
コーヒー飲みたいけど苦いのは嫌い!という方も、その見分け方を身につけコーヒーを楽しんでもらえたらなと思います^^
では。