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興味のない仕事に興味を持つ方法【仕事に興味を持てない原因とは】

興味のない仕事を何年も続けていくことは、とても苦しいことです。

いざ入社してみると、イメージしていた仕事と違っていたり、興味のないポジションに飛ばされてしまったりと、興味のない仕事に巡り合ってしまう可能性は誰にでも起こり得る話です。

しかしそんな状況下のまま、興味のない仕事を続けていては、向上心が持てないまま同期との差が開いてしまったり、肩身の狭い思いをしてしまうかもしれません。
人生の大半の時間を占める仕事ですから、せっかくなら興味を持って楽しく仕事がしたいですよね。

今回は、そういった状況に陥っている方に向けて、興味のない仕事に興味を持つ方法を紹介したいと思います。

そもそも仕事に興味を持てない原因は何なのか

まずは自分が今の仕事に興味を持てない原因を知る必要があります。

ほとんどの場合が以下のケースに該当します。

仕事に興味を持てない原因
  • 仕事の知識が乏しい
  • 仕事ができない
  • 刺激がなく飽きてしまった
  • 根本的に性に合わない

仕事に関する知識が乏しい

仕事に興味が持てない原因としてもっとも多いのが仕事に関する知識不足です。

多くの場合入社後1年〜3年をかけて、仕事の全体像を把握し、仕事をこなしていくための最低限のスキルを身につけていきます。この仕事を覚えていく段階で面白さを見出せずに、辛い思いをしてしまう人が非常に多いのです。

仕事の知識について大きく2つに分けて説明しようと思います。

  • 仕事の全体像が見えておらず、自分が何をしているか理解できていない人
  • 自社商品に関する知識が足りてない人

例えば商品企画のメンバーとして入社したにも関わらず、おこなう業務は他社の事例集めや、会議の資料作りばかり、、気がつけば自分が何を目的として仕事をしているのかが分からなくなってしまった場合があります。
自分の仕事がどこにどう繋がって価値をつくっているのかを、理解できていないため、目先の作業がただただつまらないと感じてしまうのです。この場合は、業界・業種への理解を深めていく事で、次第に仕事への興味を持ち始める場合が多いです。全体像を意識しながら経験を積んでいくのがオススメです。

次に、取り扱っている自社商品にまったく興味が持てないという人。
先に挙げた「根本的に興味が持てない」というケースも充分にあるのですが、まずは自分から興味を持とうとする姿勢が非常に大切です。商品に関する基礎知識や、その商品が生まれる背景、業界内の関係性など商品について深く知っていく事で、興味を持つ事ができるようになるかもしれません。

まずはそういった努力をしてみない事には、今後も同じことを繰り返してしまう可能性があるので、商品を知る努力は最低限してみましょう。

仕事ができない

これは先述した「仕事に関する知識が乏しい」とも関係するのですが、人間はできる事に対して楽しい感情を持つ性質があります。

つまりは仕事ができるようになれば、さして商品に興味がなかったとしても、苦痛なく仕事を続けていくことができるのです。

では仕事ができるようになるにはどうすればいいのか?ですが、先述した通り「仕事に関する知識を身につける」事で解決する場合が多いです。

「上司から教わってないから知らない」、「自分の業務範囲外だ」と、学ぶ範囲に自分から制限をかけていると、いつまで経っても仕事ができるようにはなりませんので、現状を変えたいのであれば、一度向き合って頑張ってみるのも良いと思います。

刺激がなく飽きてしまった

「人間はできる事に対して楽しいと感じる」と書きましたが、人間とはワガママなものでこの状態が続くと、今度は飽きてきてしまいます。つまり仕事が完全にルーティン化してしまい、ただの作業同然の状態になってしまうわけです。

そういった場合には、今までとは違う新しい取り組みを行う必要があります。
いわゆる自分の中に「挑戦すべきハードル」を設ける事で、仕事への関心を取り戻すのです。この場合は少し頑張ればクリアできる程度の難易度が好ましいと言われています。

大手企業などで、中々新しいチャレンジがしにくい環境の場合には、仕事に対して目標を設定する、割り切って趣味や副業に全力を注ぐ、あるいはキャリアップの転職を検討してみるのも良いかもしれません。

根本的に性に合わない

仕事に関する知識を身につける努力をしたものの、どうにも合わない仕事というのも当然あります。
人と話すのが嫌いなのに接客業や営業職になってしまった人、商品に対してどうやったって興味を持てない人、こういった場合には素早く気持ちを切り替えて転職を考えた方が良いかもしれません。

会社側の勝手な都合で、そういったポジションについてしまったケースもあると思いますが、自身の意思で入社したのであれば、それは入社前のリサーチ不足や自己分析不足が原因です。

改めて「自分がどういった事に関心があって、何をやりたいのか?」を考え直すきっかけにもなりますので、ここをしっかり深めていけば、興味のある仕事に着ける可能性がグンとあがると思います。

つまり、、興味のない仕事に興味を持つ方法とは

  • 仕事に対する理解を深める事で興味が湧いてくる
  • 仕事ができるようになる(知識をつければおk)
  • 自分自身を知り、仕事との共通項を見つける
  • 目標を持つ・新しい試みにチャレンジする

興味がない状態で、知識を習得していくことは少ししんどいかもしれませんが、これらを意識して今の仕事と向き合ってみてください。しんどい山を登り切れば、素敵な景色が見られるようになるかもしれません。

どうしても今の仕事に興味が持てない、、でもやりたいことも分からないという方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
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