コーヒーのこと

コーヒーに合う砂糖はどれ?砂糖による味の違い【コーヒーにオススメの砂糖】

ブラックコーヒーは苦くて飲めないけど、砂糖を入れた甘いコーヒーなら飲めるよ!という人も多いのではないでしょうか?
そんなコーヒーの可能性を広げてくれる砂糖ですが

コーヒーにも”相性の良い砂糖”があることをご存知だったでしょうか?
コーヒーにも様々な種類があるように、砂糖にも様々な種類があり、その組み合わせ次第では良くも悪くも味を変えてしまいます!

今回はそんなコーヒーのお供。”砂糖”について、特徴や味の変化などを書いていこうと思いこうと思います!
※言うまでもありませんが相性が良くないからダメという事はありません。特徴を知って組み合わせながら、自身にあったコーヒーにカスタマイズしていきましょう!

砂糖の種類

そもそも砂糖に種類なんてあるのかー?という方もいらっしゃると思うので、砂糖の大まかな種類にも触れておきます。

砂糖の種類
・グラニュー糖
・上白糖
・コーヒーシュガー
・ザラメ糖
・黒砂糖
・ブラウンシュガー(赤砂糖)
・三温糖
・和三盆

細かく分類していけばまだまだありますが、とりあえずメジャーなものだけピックアップしました。
こんなに種類があって何が違うんだー!って感じですが、基本的には「何から作られているのか」「どうやって作られているのか?」といった原料と生成方法の違いによるものです。

なので色、形、大きさ、味、風味も全然違ってくるわけですね。
そりゃコーヒーに合う砂糖、コーヒーに合わない砂糖とでてくるわけだ。

コーヒーに合う砂糖

”合う合わない”、”美味しい美味しくない”は人それぞれなので、あえて書くのも野暮かと思いますが、一応一般論的な事も書いておきます。

一般的にコーヒーに合うとされている砂糖は

 

  • グラニュー糖(コーヒーの味を邪魔しない)
  • 上白糖(同上。グラニュー糖より甘い)
  • コーヒーシュガー(コーヒーの味わいを引き立ててくれる)
  • ブラウンシュガー:赤砂糖(コクが増える)

 

となります。
詳しく見ていきます!

グラニュー糖


グラニュー糖は、よく喫茶店などにおかれているのを見たことがあると思いますが、実はコーヒーに最も適した砂糖と言われています。
特徴としては、癖がなくサラサラとしていて溶けやすいというのがあり、
”適している”というのは、コーヒーの味や風味を邪魔せずに甘くしてくれる所からそう言われています。

カフェや喫茶店も経費削減、思考停止でグラニュー糖を置いてる訳ではなく、きちんとした理由の元にグラニュー糖を置いてるわけですね。
コーヒーの味を変えずに飲みたい方はグラニュー糖がオススメです!

上白糖

日本人が最も使うのが上白糖です。
僕も例にたがわず料理などでは上白糖を使っています。

この上白糖は水を含んでいるのでグラニュー糖のサラサラとは違い、しっとりした感じがします。よく袋の中で固まってるのもこのせい。

上白糖もグラニュー糖同様に、コーヒーの風味などを邪魔しないので、コーヒーに適していると言われています。
グラニュー糖より甘みが強く出ます。

コーヒーシュガー

コーヒーシュガーは氷砂糖にカラメル溶液を加えて、茶褐色に着色した砂糖です。
コーヒーシュガーというだけあってコーヒーとの相性は言うまでもありません!
個人的にもオススメの砂糖です!

というのもコーヒーシュガーにはコーヒーの美味しさをより引き出す効果があります。

コーヒー豆は焙煎の段階で「香味成分」が失われてしまうのですが、その代わりとなるカラメルがコーヒーシュガーには使われているので、コーヒーの味や香りをより楽しむことができるのです。
http://hackcoffeebeans.comから引用

また粒が大きくすぐに溶けないため、味の変化を楽しむこともできます。
最初は甘さはあまりでず、徐々に甘くなっていきます。

まさにコーヒーを楽しむための砂糖です。

余談ですがボリボリ食べても美味しいです、、とまらん、、笑
僕はロザッティのコーヒーシュガーで飲んでます!

ブラウンシュガー(赤砂糖)

ブラウンシュガーは、上白糖やグラニュー糖にカラメルを添加したものや、三温糖や黒砂糖のような、茶色い系砂糖の総称として使われます。
要は対象となる砂糖の振れ幅が多いのですが、今回ピックアップするブラウンシュガーは赤砂糖です!

赤糖は、上白糖やグラニュー糖などの精製糖と比較して精製を抑えており、さとうきびの味と、独特の甘味を残している。
wiki引用

ミネラルが豊富でコクのある濃厚な甘みが特徴的です。
なんというか自然的な味になるような感じがします。

コーヒーに合わない砂糖

ザラメ糖

糖度99%と高くかなり甘いです。
また結晶化しているため溶けにくいのが特徴です。

コーヒーに入れると甘くなりすぎることや、溶けにくい点から相性が悪いとされています。
入れる量を抑えれば別に不味くなるわけではありません。

とはいえあえてザラメ糖を使う必要性がないという感じでしょうか。
消去法ですね、、笑

三温糖

三温糖は、上白糖、グラニュー糖を分離して残った糖液を数回加熱してカラメル色をつけた日本特有の砂糖で、煮物などに使うと美味しいと言われています。

砂糖自体に独特の風味があり、コーヒーの風味とぶつかるため一般的はコーヒーには入れない砂糖です。

とはいえミネラルを豊富に含んでいて体に良い点や、コクのある独特な風味が、逆にコーヒーの味を優しくしているように感じる場合もあるので一度試してみるのが良いかもしれません。

黒砂糖

いわゆる黒糖です。
ご存知の通りクセが強いです、、笑

ミネラルやビタミンなどが豊富でコクも強いですが、普通にコーヒーを飲むなら避けましょう。
とはいえ黒糖コーヒーなんてものもありますから、アレンジとして使うのはOKです!

まとめ

あくまでコーヒーが主役なので、基本的には主張の強くない砂糖が、コーヒーに合うとされているわけですね。

とはいえ砂糖だけでもこれだけ種類があり、それぞれ特徴があるわけですので、セオリー通りが美味しいとは限りません。
是非色々試してみて、ご自身に合う砂糖を見つけて見てください。

個人的にはコーヒーシュガーがオススメです〜
それでは

焙煎度合いによるコーヒーの味の違いを知れば、好みのコーヒーが見つかるかも。

先日こんな記事(コーヒーの味の違いが分からないという方へ。これを見れば8割解決。)を書いたのですが、その中で、焙煎度合いによってコーヒーの味に変化が出ることに触れました。 今回はもう少し詳しく、焙煎度合いによる味の変化について説明したいと思います。 …

 

コーヒーの味の違いが分からないという方へ。これを見れば8割解決。

とある日、友人とカフェに行く機会があったのですが、その友人が「コーヒーの味の違いが分からない」と言いながらコーヒーを飲んでいるのをみて、そういえば自分も最初はそうだったなあということを思い出しました。 せっかく色々なコーヒーがあるので、コーヒーの味…