「やりたい事が見つからない」と悩んでこの記事に辿りついたのではないでしょうか。
そんな私も長い間「やりたい事なんてないよ」、「これから人生楽しくなるのかな」と不安を抱えて生きていました。
当時は、やりたい事が見つかる人なんて本当に運の良い人だけで、やりたい事を見つける事は、ものすごく難しいことのように考えていたのですが、もがいてもがいてもがき苦しんだ先で、ようやく自分のやりたい事を見つけ、振り返ってみるとものすごく単純なことだと気がつきました。
今回はそんな私が、やりたい事を見つけた方法をご紹介したいと思います。
目次
①やりたい事を見つけるにはまず「知る」
やりたい事が見つからない原因は、至ってシンプルで、世の中にどのような仕事があって、どのような事をしているのかを「知らない」というだけなのです。
当然、知らなければそこから「やりたい」という情熱が沸き起こる事もありません。今、自分の頭の中にある世界からしか、物事は連想する事ができないというのは考えてみれば当然ですよね。当時の私は目から鱗でした。
子供に将来の夢を聞いた時、決まって「野球選手、ケーキ屋さん、宇宙飛行士」と、テレビやYoutubeで観た事のある、身近で分かりやすい職業をあげていますよね。これは子供も知っている職業で、どんな事をしているかも物凄く分かりやすいからだと思うのです。
そしてこれは大人も一緒なのです。
地元の友人に「今仕事何してるの?」と聞かれ、「広告代理店に勤めているよ」と答えても、大抵の場合「何それ?」というようなリアクションをされてしまいます。これが「商社」や「編集者」という場合でも、ピンと来る人は中々少ないのではないかと思います。
今でこそ私も一般レベルには、様々な業界、業種を知っていますが、学生の頃や社会人1年目の頃は、正直まったく世の中を知らず、頭の中には「接客業、営業、事務職」の3つくらいしかなかったと思います。
今思うと、そんな状況でやりたい事が見つかるはずもないですよね。。
なのでまずは、様々な業界、職種、そしてどんな事をしているのかを知るというのが、やりたい事を見つける第一歩だと思います。
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②自分がどの瞬間に楽しさを感じるかを「知る」
「様々な業界、業種を知ろう」と書いたものの、「いやいやそもそも仕事をやりたくないんだけど、、」という方や、「業界・業種は知ってるけど、やりたい事なんてないよ」という方もいると思います。
それも全然おかしな事ではないので安心してください。自分もそうでした。
①では外からの情報をどんどん取り入れて、選択肢を知るという事でしたが、この第②ステップでは自分を知る事で、選択肢を絞り込むという方法を紹介します。
つまりは自己分析です。
自分がどのような瞬間に楽しさを感じるのか、逆にどんな時に苦痛を感じるか、それらをしっかりと把握しておくことがとても大切です。究極的には「自分がどういう人間なのか」という事を無限に喋れるくらいまで、自分のことを知れるとバッチリです。
自分自身の人間性に気が付いた瞬間、自分がどいう事に向いているのか、どういう事をやりたいのかという答えに一気に近づけます。
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私の自己分析の話
自己分析とはつまり、過去の振り返りから自分を知るということです。
好きなことや、嫌いなこと、なんとなく憧れるものなど、恥ずかしさやプライドを捨てて全てノートに書き出すのがポイントです。
- 子供時代から自分を振り返ること
- 恥ずかしくても書く
- どんなしょうもない事でも書く
意外と幼少期の出来事や、しょうもない遊びの中にヒントがあったりします。
私の話をすると、学生時代はカードゲーム(遊戯王)やDSのポケモン対戦が大好きで暇があれば常にプレイしていました。部活はテニスをやっていて気がつけば10年以上テニスに夢中になるような人間でした。
これらを振り返った時、自分は「人と対戦することが好きなのかな?」と思ったのですが、私は特別勝ちにこだわる人間でもなかったので、どうにも納得できず、これらを楽しいと感じる共通点をずっと探していました。
そうしてたどり着いた答えは、私は「自分の思い描く展開をどんどん作っていくことが好き」なんだと分かりました。
カードゲームやポケモン対戦は、自分で構成や戦略を考え、自分の勝ちパターンを展開するという要素に楽しさを感じていましたし、テニスに関しても同じく、ラリーの展開を作ってポイントを獲る事に快感を感じていました。
こうして自分の「楽しいと感じる瞬間」、「自分のやりたい事の方向性」が分かった私は、すぐに「プロモーションの仕事だ!!」とビビッと来ました。
いわゆる広告の仕事なのですが、「プロモーションの設計をして、どのようにプロモーションをしていくか」と考え、展開をしていくことは、先述したカードゲームにも似た要素があります。実際やっていてものすごく楽しいです。
このような具合に、自分自身を知り「やりたい事の方向性」を見つける事で、一気にやりたい事が見つかります。
注意が必要なのは
「様々な業界・業種の知識」✖︎「自己分析」
この2つの要素が掛け合わさって、ようやく「やりたい事」が見つかるのです。
なので面倒臭くても紹介したこの2つはしっかりと実践してほしいなと思っております。疲れる作業ですが頭の中のモヤモヤを吹き飛ばすには、避けては通れない道のりです。
自己分析に関しては、とにかくノートに書きまくるのがオススメですが、合わせてリクナビのグッドポイント診断も受けてみると、客観的な意見を知ることが出来て自己分析の強度が増しますと思います。
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「自分を知ることが大切」と書きましたが、主観だけで分析するのではなく客観的な自己分析も行わなければ意味がありません。
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自己分析ツールとしてとても優秀なので、一度は必ず診断しておきましょう。
思わぬ才能に気が付けるかもしれませんよ。
③とにかく何でもやってみる
知ることが大切だと、ここまで何度も言って来ましたが、「百聞は一見に如かず」とも言うように、実際にやってみるというのが、一番感覚で分かりやすい方法です。
ある程度やりたい事の方向性が定まってきたら、とにかく何でもやってみましょう!
やってみないと分からない事たくさんあります。
遊びも仕事も気になるものはやってみる!仮にミスマッチが起きたとしても、「何が合わなかったのか」と考える材料が増える訳ですから、そうやって手探りで「やりたい事」に辿り着くものだと思います。
そして他業界・他業種への就職や転職は、絶対に早い方が良いので、悩んでいる暇があれば、とにかくチャレンジしてみるのが良いと思います。
まとめ
- どんな仕事があるのかを知る
- 自分自身について知る
- 実際にやってみる
是非、この3stepを意識して、やりたい事を見つけてみてください。
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