カフェインと言えば何かとネガティブな事を連想される人が多いのではないでしょうか?
例えば、飲みすぎたら死ぬだったり、眠れなくなるなど悪い面ばかりが取り沙汰されている印象を受けます。
・カフェインと言えばコーヒー。
・コーヒーと言えばカフェイン。
というように、コーヒー好きとしては「カフェイン大丈夫かよ!!」と思っている人も多いと思います。
そこで今回はカフェインの副作用などデメリット面も踏まえ、カフェインの効果、良い面についてもクローズアップしていこうと思います。
目次
カフェインとは?
改めてカフェインとは?と問われるとなんだ?ってなりますね、、笑
カフェインとは、アルカロイドの1種であり、プリン環を持ったキサンチンの誘導体として知られている。
興奮作用を持ち精神刺激薬のひとつである。
カフェイン-wiki
どうやら興奮作用のある精神刺激薬とのことです。
こりゃネガティブにとらえられても仕方がないなぁという感じですね、、、
実はコーラやチョコレートにもカフェインが入っていたとは、あまり知られていないのではないでしょうか?
カフェイン摂取による副作用・デメリット
眠れなくなる・睡眠の質低下
冒頭でも触れましたが、カフェインを摂取すると中々眠れなくなります。
これは言わずもがなカフェインには覚醒作用があり、カフェイン摂取によって交感神経が刺激されることでアドレナリンが上昇し、血圧や脈拍が上がります。
要は興奮状態に近い状態になってしまいます。また、脳からの「そろそろ眠ろう〜」という信号をブロックしてしまう作用もあり、中々眠れなくなってしまいます。
睡眠の質低下に関しては、カフェイン作用の持続時間が関係してきます。
成人の場合、カフェイン効果の持続時間は3〜4時間と言われています。(人によっては8時間以上の方も)
その間興奮状態であるわけなので、自ずと眠りが浅い状態に陥ってしまうわけです。
胃が荒れる
カフェインには胃酸分泌を促進する作用がり、空腹時にコーヒーを飲むと、胃酸によって胃粘膜にダメージを与えてしまう場合がああります。
特にコーヒーの場合はカフェインの他にクロロゲン酸も多く含まれており、さらに胃酸分泌を促してしまうので注意が必要です。
カフェイン依存症になる危険性
カフェインは精神刺激薬のひとつと紹介されたように、脳の覚醒作用や解熱鎮痛作用があります。
故にカフェインを過剰摂取してしまうと、依存症に陥ってしまうケースがあるようです。
カフェイン中毒に陥ってしまうと
- 不安感が強くなる
- 落ち着きがなくなる
- 集中力がなくなる
- イライラするなど精神が不安定化
- 動機がとまらない
- めまい
など様々な症状がでてくる可能性があります。
基本的にコーヒーやエナジードリンクを毎日10杯や20杯飲むなどの暴飲をしていなければ問題ありませんが、気がつかぬうちに、、という事もありますので注意しましょう。
カフェイン摂取の目安としては大体、体重60kgの人で1日342mg(約コーヒー5杯分)までであれば、安全とされています。
しかし一度に大量の摂取は危険ですのでその点は注意しましょう。
カフェイン摂取による効果・効能・メリット
覚醒作用がある
デメリットの面でもなんども出て来ましたが、カフェインには覚醒作用があります。
これにより、眠気を感じなかったり、疲れを感じない、集中力の上昇、記憶力の向上など様々な効果が期待できます。
勉強や仕事を集中して取り組みたい時には相性が抜群ですね!
しかし注意点として、カフェインによる効果は一時的なものであり、効果が切れてしまうと、以前より疲れを感じるようになったり、集中力が途端に切れてしまいます。
だからと言って飲みすぎてしまうと、先述したカフェイン中毒に陥ってしまいますので注意しましょう。
まさにに諸刃の刃と言えますね。
上手に活用しましょう。
偏頭痛に効く
偏頭痛は血管の急激な拡張によって神経が刺激されることで痛みを伴う頭痛です。
カフェインは血管を収縮させる働きを持っていますので、収縮により神経の圧迫を解消してあげることで頭痛の痛みを和らげることができます。
ダイエット効果がある
カフェインを摂取すると基礎代謝が上昇し脂肪燃焼が促進されると言われており、特に運動前に摂取する事でより効率的に脂肪燃焼に効果があるようです。
むくみ解消効果
カフェインには利尿作用があり、老廃物や余分な水分などを出すことでむくみの改善に繋がります。
寝起きはむくんでしまう、、という方は多いと思いますが、朝のコーヒーというのは寝起きをスッキリさせるだけでなくむくみ改善にも繋がりますので「朝×コーヒ」というのは相性ぴったりですね。
また利尿作用によって二日酔いなどにもコーヒーは良いとされています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
カフェインによる効果効能は良い面も悪い面も様々です。
こうしてまとめてみるとカフェインの良い面と悪い面は表裏一体となっているケースが多いように感じますね。
要は使い方次第で毒にも薬にもなりうると言えます。
とはいえカフェインの取りすぎはダメという事をしっかり押さえておけば、有効活用できる成分だと思いますので、上手に活用しましょう。