変わりたいのに変われない…と悩んでいる人も多いと思います。過去の私も同じように変わりたいと悩んでいた一人でした。
しかし変わりたいと思いながらも「人間そう簡単には変われないよな…」と冷めた目をしていたのを覚えています。
当時の私は”変わることは難しいこと”と決めつけ、その時がくれば変われるはずと何も行動をしていない人間でしたが、今思うと「そりゃあ変われないよ」と、変われない原因が明確にわかります。
変われない自分を変えるのは、とってもシンプルで簡単なことです。
この記事では、変わりたいのに変われないと悩んでいた過去の私自身に向けて書くつもりで、変われない原因と変わるための方法を書いていこうと思います。
目次
変わりたいのに変われない4つの原因
変わりたいのに変われないのにはきちんと原因があります。
この記事を読んでいるあなたが、変われないスパイラルに陥っていないか、自分自身と照らし合わせながら読んでください。
変われないのは心理的要因が働いている
人間は”変化”を恐れる生き物です。
これはあなたの責任というよりも脳の性質によるところが大きく、多くの人が「同じ状態」を好む傾向にあります。
それは変化することによって引き起こる「未知の危険」や、もっと大きく言うならば「脳へのストレス」を避けるためだと言われています。
例えば通勤や通学の際でも、いつもと違う道や乗り物で行くのは少し怖いと感じませんか?
新しい道には興味があるけれど、、
「もしかしたら道に迷って間に合わなくなるかも…」
「渋滞があるかも…」
「パンクするかも…」
という具合に、どんな危険があるかわからないという心理が働き、いつもと同じ確実な方法を選んでしまうのです。
この未知のリスクが大きくなるほど、ハードルも上がってくるため、それに比例して「絶対に変わる」という強い意思や気持ちが必要になってきます。
しかしもともと意思が強ければ困っていませんよね…。
後ほど変わるための策についてはご紹介しますが、まずは心理的ストッパーが働いている事を理解し、気持ちを強く持つ必要があることは自覚しましょう。変わった自分(成功)を何度もイメージする事で意思は強くなっていきます。
自分以外を信用していない
「自分を変えたい!変わりたい!」と思った時、この記事もそうですが、世の中には数多くのアドバイスが溢れています。
それでも尚あなたが変わらない原因は、そのアドバイスを聞き流し実行していないからに他なりません。
例えば先述した「変わった自分を何度もイメージしてみる」というアドバイスも、一見すると誰でも考えつくショボいアドバイスのように思えるため、やりもしない内から「こんなので変われるわけない」と決めつけて、行動に移さない人間が非常に多いのです。
そのアドバイスには「変われなかったのに変われた私がが実際に効果的だった方法」というお墨付きがあるにも関わらず…。
何でもかんでも信用しろ!とは言いませんが、本に書いてある事や、他人からのアドバイスなど、一旦素直に受け入れる姿勢がない人は、変わりたくてもなかなか変わる事ができない人と言えるでしょう。
変われない環境にいる
例えば”前向きな人間に変わりたい”と思っていても、周りに後ろ向きな人間しかいなかったり、”モテるようになりたい!”と思っているのに、そもそも異性がいない場所に身を置いていたり…。
自分を変えるという点において、環境はもっとも大切な要素にも関わらず、絶対変われないような環境に身を置いている人は多いです。
環境には良くも悪くも行動を制限してしまう性質があるため、変わりたいと思っているのに変われないと感じている人は、まずは自分が身を置いている環境を疑ってみてください。
・今の自分と似たような人間しかいない
・否定的な環境
・ルール上変われない
そんな環境にいるなら要注意です。
行動をしていない
”自分以外を信用していない”の部分と重なる内容ではありますが、結局変わらないのは行動をしていないからに他ありません。
ある日突然に今までの自分が変わるなんてことはありません。コツコツと行動をし続けた先に変化が待っているのです。
聞いた事もあると思いますが、ウィリアム・ジェームズが言った名言があります。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
ここで言う「心」というのは、「変わりたい」という気持ちだったり、先述した「他人のアドバイスを素直に受け取る心」です。
それを経て行動に移す事で、ようやく変わりたかった自分に変化をしていくものなのです。
なので、明確に変わりたい像があるならば、そこに向かって行動すれば、必ず変われるはずです。
逆を言えば行動に移さなければ絶対に変わることはありません。
変われない人が変わるための方法
どう変わりたいのかを明確にイメージする
例えば”明るい人になりたい”という場合、もう少しイメージやシーンを具体化していく必要があります。
オススメは憧れの人、なりたい人を思い浮かべる方法です。
明るい人はたくさんいるけれど、「〇〇さんのようにおしとやかで明るい人になりたい」というふうに具体的にイメージしていきます。
明確に憧れの人物がいるならば、その人についての情報をかき集めることで、その人の本質的な考え方や行動原理などが理解できるようになり、自然と考え方や行動が近づいてくるものです。
明るい人は、”挨拶の声が大きいな”、”笑顔で挨拶しているな”などなど。
そうやって自分の中でイメージを具体化させていくことで、変わるためには何が足りないのか?どんな事が必要なのかが見えてきます。
素直になる
まずは素直になって、本に書かれている内容や、他人からのアドバイス、本記事の内容を受け取ってみてください。
斜に構えて、「こんなの絶対意味ない」、「バカのすることだ」、「セールストークだろ」と思わずに、何でも試してみるくらいの心構えで、他人の言葉に触れてみることから始めましょう。
変わりたいのは、今の自分を変えたいからのはずです。
であるならば、自分の判断に従うのではなく、先に経験を乗り越えた事のある「経験者」の言葉に耳を傾けてみてください。
まずはそこからです!
環境を変える
繰り返しになりますが、環境を変えることは絶大な効果を発揮します。
環境を変えることで「変われた」という人はめちゃくちゃ多いですし、私もそのうちの一人です。
強制力の働く環境へ
「主体的に動ける人間に変わりたい」と思っていた私は、上から仕事が降ってくる会社をやめて、実力主義の会社に移ったことで主体的に動く人間に変わる事ができました。
あのまま上から仕事が降ってくる会社に居続けていたら、”主体的な自分”に変わるのは相当難しかっただろうと思います。
このように環境を変えることによる強制力を利用する方法は、かなり効果が高いです。
変わらなければ淘汰されるという過酷な状況に身を置くことで、人間は簡単に変われるものなのです。
人付き合いを変える
⬆︎はちょっと過酷…という方は、身近な人付き合いを変えてみるのもオススメです。
明るくなりたい人は、明るい人と付き合うようにしてみる、お金持ちになりたいなら、お金持ちの人に会いにいってみるなど、なりたい人がいる環境に身を置くことで、多くのことを感覚で理解し、自然と振る舞い方が変わってきます。
私自身、現状維持を好む人間が多い田舎から、挑戦者の多い東京に移ったことで、より新しいことに挑戦しやすくなったと感じております。
なぜなら周りは同じように挑戦している人ばかりで、否定してくる人もいないのです。
自分にとって都合の良い環境に移ることは、変わるための後押しになります!
行動あるのみ
この記事では耳にタコができるほど繰り返していますが、何よりも行動あるのみです。
行動しなければ何も変わりません。
今すぐにでもこの記事で紹介したことは実践してみてください。
①素直に受け止める心構えを作る
↪︎他にも本などを読んで参考にしてみる
②変わりたいイメージを明確にする(理想の人物を思い浮かべる)
↪︎変わった自分を何度もイメージして意思を強める
↪︎自分には何が足りない?何をすれば変わる?
③環境を変えてみる
↪︎逃げ道をなくす
↪︎背中を押してくれるような環境へ
この記事を読んだ後どうするかが、変われるか変われないかを決めますよ。
ぜひ行動してみてください!
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