愚痴や悪口、ネガティブな発言ばかりする上司っていますよね。
実は私が新卒で入った会社にも愚痴ばかり言う上司がいました。
「だるいわ〜」
「うちの会社ボーナス糞やで」
「出世しても仕事増えるだけ」
というようなモチベーションの下がる愚痴を、仕事の合間・帰り間際に永遠と聞かされていました。
そんな愚痴を新人に言ってしまう神経がまず理解できませんが、愚痴の魔力とは強大なもので、周りのモチベーションを削ぎ落とすだけでなく、同じようにやる気のない人間を育て上げてしまう性質があります。
あなたの周りにいる愚痴を言う上司は、人生が楽しそうにみえますか?
このままの環境に身を置き続けていると、今目の前にいる上司の姿は、将来のあなたの姿かもしれません。
ということで、今回は愚痴ばかり言う上司・職場に居続ける恐ろしさと、その対処法について紹介したいと思います。
目次
愚痴の多い上司・職場に居続けるとどうなるのか
自分も仕事ができない人間になってしまう
そもそもモチベーションを削ぎ落とすような愚痴ばかり言う上司と言うのは、仕事ができない人間であることが多いです。
新人から見ればある程度の仕事スキルがあるように見えるかもしれませんが、その上司と同じキャリアの人間と比較するとどうでしょう?実はその上司の同期の間や、さらに上の立場の人間からは、仕事ができない認定されていることが多いのではないでしょうか。
つまりは「仕事ができない自分」という事実から身を守るために、会社のせい・環境のせいにして、自分は悪くないという考え方のもと、愚痴をこぼしているのです。
腐ったみかんが一つあると、周りのみかんも腐ってゆくという話もありますが、これは愚痴の多い職場環境でも同じことが言えます。
ある日、自分が仕事で失敗をしてしまったり、思うようにいかない事が起きてしまった時、仕事のできる人間や、これから成長する人間というのは、自分の能力不足やリサーチ不足が原因だと考え、次は失敗しないようにと改善策を考えようとします。
しかし普段から上司に愚痴を聞かされるような職場環境にいる場合、
「どうせこの職場で頑張っても給料あがらないし」
「上司に言われた事をやっただけだし」
「会社の仕組みのせい」
というような「俺は悪くない」という言い訳が溢れ出てきやすいです。
なぜなら日頃から近くにいる上司がそう言い訳をしているからに他ありません。
つまり愚痴の蔓延する職場環境では、自分の心の弱さが表れやすくなり、他人や環境のせいにしてしまう人間になってしまう可能性が高いのです。
ただでさえ愚痴を聞く事でモチベーションが下がるのに、失敗を他人のせいにまでしてしまったら、そこからスキルの向上は見込めません。次第に同期や後輩に抜かれ、仕事ができない人間という烙印をおされるのも時間の問題でしょう。
そうなってしまえば、もう負のループまっしぐらです。
- 仕事へのモチベーションが下がる
- 自分も言い訳をしやすくなる
- 回り回って仕事ができない人間になる
- 将来、上司と同じような人間になる
愚痴の多い上司・職場どうする?対処法
小さい会社・環境が変わらないなら転職を考えるのもあり
大きい会社に勤めていて、全体の中の一部の上司だけが愚痴ばかりこぼしているというような状況であれば、さらに上の立場の方に相談をしたり、配置替えなどで環境を変えられる見込みがあります。
しかし小さい人数の少ない会社で、会社全体がそういったネガティブな空気に溢れてしまっている場合には、環境を変えるのはかなり困難です。自分自身の精神力に自信があり、愚痴やネガティブに飲み込まれない精神性があれば問題ありませんが、他人の愚痴を聞いて気持ちが萎えてしまった経験がある方は、転職を考えてみても良いかもしれません。
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先述した通り、自分自身がダメになってしまうというのもありますが、全体からそういった空気を感じる会社に居続けるというのは、沈没船に乗ってしまっているようなものです。
足の引っ張り合いから抜け出せなくなる前に、盗めるスキルだけ盗んでさっさと転職した方がメリットは大きかもしれません。
とは言え、転職先でも同じ事が起きる可能性も充分にあるため、あまり根本的な解決になっていないのも事実です。
そのための心構えもとい対処法を下記で紹介いたします。
愚痴を聞かないように心がける
愚痴を聞くことで、自分に返ってくるメリットなんてほぼありません。ようするに聞くだけ時間の無駄なのです。
なので過度に共感の姿勢をみせずに「そうなんですね〜」と適当に相槌をうって返しましょう。
どんなに愚痴を話しても共感もされないし、盛り上がらないという相手に対して、愚痴を言い続けても面白くないので、大抵の場合は徐々に愚痴が減っていきます。(たまに言い続けてくる人もいますが…)
そうすると今度はあなた自身の事を周りに悪く言い出す人間もいるので、適度に共感してあげる事も大切です。このバランスが少し難しいかもしれませんが、要は「なんでも愚痴を聞いてくれる相棒」というポジションにはならないようにしましょう。
愚痴ばかりの上司に気に入られなかったところで、大きな損失もありません。
あまり相手にせずに淡々と自分のスキルを磨きましょう。
反面教師として観察する
愚痴が多い人間の特徴として、「仕事ができない」、「他人のせいにする」、「自己防衛心が強い」という事を書きましたが、そういった人間が日頃からどういった行動、どういった習性をもっているのかをしっかりと観察しましょう。
そうする事で「この発言は自己防衛のためだな」、「言い訳だな」という相手の行動や発言の本質が手に取るように分かってきます。
それによってどんなに愚痴を言われても惑わされない審美眼が鍛えられますし、こういう人間はこういう行動をするんだなと反面教師にする事ができます。
自分の人間を視る目も鍛えられ、数年後に自分がマネジメントする立場になった際にも役に立つ事でしょう。
やられっぱなしに負債を背負うのではなく、しっかりと利用しましょう。
まとめ
仕事ができない人間になってしまう
他人のせいにして自分を守りたいだけの人間
- 愚痴に共感しない・受け流す
- 反面教師として利用する
- 環境が変わらないなら転職しよう
というわけで、愚痴ばかりの上司にはなるべく近づかない、やむを得ない場合は受け流したり、転職などで回避しましょう
自分のやる気が削がれる前にしっかりガードが大切ですよ。
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それでは。
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