「接客が辛い…辞めたい…」
「クレーマーの相手したくない…」
「給料安い…休み少ない…」
このように接客業に勤めている人はストレスを抱えて辞めたいと考えている人も多いと思います。
私自身、過去に5年ほど接客業で働いていましたが、当時はお客さんの顔が見たくなくなる程ストレスが溜まっていて、常にイライラしているような状態が続いていました。
もう辞めたい…と悩みながらも、別業種に転職できるスキルも経験もないし、このまま一生接客業なのだろうか…と絶望していたのですが、思い切って転職活動をしてみると、未経験ながら希望していた業界業種への転職ができました。
今回は当時の私と同じように接客業が辛くて辞めたいけれど、転職先があるのだろうか…と悩んでいる方に向けて、接客業が辛い原因や、私が転職した方法などを紹介したいと思います。
ぶっちゃけ接客業からの転職を考えている人は早めの転職活動が大切です。
目次
接客業が辛い…辞めたくなる原因
まずは自分が接客業のどの部分に辛さを感じているのかについて整理しておくだけでも、今後の転職活動に役にたちます。
私の経験も踏まえながら接客業を辞めたくなる原因をまとめました。
接客に向いてないのに就職してしまった
学生時代に就職活動を本気でやらずに、なんとな〜く面接を受けて接客業の内定をもらったから働いているという人は意外と多いと思います。
いざ働いてみると全然向いてなかった…なんてパターンも周りにも多いです。
接客に向いていない人に多い特徴がこちら。
- 人と話すのが苦手
- 他人に興味がない
- 商品に興味がない
- 仕事で自分をだしたくない人
- マルチタスクができない
- イライラしやすい
- 臨機応変な対応が苦手
基本的に人と話すことの多い仕事であるため、話すのが苦手な人や他人にまったく興味がない人には辛い仕事だと思います。
私の場合、仕事と割り切って接客をしていたため、うわべのコミュニケーションを毎日続けるのがとてもしんどかったです。
逆に接客に向いている人は、仕事でもプライベートでもおもてなし精神に溢れていて気さくな方が多い印象があります。
心の底から人とのコミュニケーションが好きな人でないと、なかなかストレスの多い仕事ですよね。。
給料が安い
接客業の給料が安いのは有名な話ですが、なにより昇給もなかなか見込めないのが辛いところです。
新卒時点では周りと大きな差はありませんが、店長になっても給料がそんなに変わらないなんて所も多いのではないでしょうか。
休みが不規則/休みが少ない
サービス業なので基本的に土日祝日もお仕事です。
シフト制の場合が多く不定休なので、旅行の計画も立てにくいです。
私の場合は趣味の習い事などもいれずらくて、プライベートがとにかく充実しないというのも悩みでした。
転勤が多い
基本的に転勤が多いです。
転勤のペースも1年〜3年ごとという所も多く、将来のライフプランがとてつもなく立てにくいんですよね…。
私の勤めていた所は3週間で転勤なんてケースもありましたね…。
最終的に地方に飛ばされ知り合い0…みたいな状況も多く大変です。
将来性からの不安
AIなどのテクノロジーの発達に伴って、今後なくなる仕事の筆頭とも言われている接客業。
もちろん接客スキルのずば抜けたプロフェッショナルな方は仕事がなくならないと思いますが、誰でもできるような接客しかできない人は、今後ロボットに仕事を奪われていくのは間違いありません。
また接客業で身につくスキルは他業種で即戦力に活用できるものではなく、ぶっちゃけ誰でも持っているスキルとも言えなくありません。
その証拠に接客業からの転職は大変なケースが多いです…。
こういった将来性の面から接客業を辞めたいと考える人も多い傾向にあります。
販売ノルマがきつい
家電量販店などの接客業は販売ノルマがきついという話をよくききます。
商品の知識量だけでなくプレゼン能力も必要ですし、近年お客さんがとんでもなく図々しくなっている感じもあるため、めちゃくちゃ大変だと思います。
相手に気持ちよく商品を選んでもらいたいのに、販売ノルマがあるため新商品をゴリ押ししないといけない…みたいな、罪悪感を感じながら仕事をするのが一番のストレスなのかもしれません。
接客業が辛くて辞めたいなら早く辞めた方が良い
接客業に勤めていて辛い…辞めたいと考えている人は、今すぐにでも次の行動を起こすことをオススメします。
その理由を紹介していこうと思います。
接客業からの転職先は少ない
接客業で身につくスキルというのは、コミュニケーション能力などとても普遍的なものばかりです。
もちろんコミュニケーション能力はどの仕事でも応用できる大事なスキルですが、ぶっちゃけ接客業の人がずば抜けて能力が高いかというと別にそんなこともないように思います。
要は他業種で武器になるようなスキルがほとんど身につかないため、接客業からの転職先は同じ接客業が多い傾向にあります。
そのため未経験でもある程度転職のしやすい20代のうちに、接客意外のやりたい仕事を見つけて、そこに向かって転職活動をした方が良いです。
先延ばしにして嫌な接客業を続けていると、いよいよ一生接客業という状況に陥ってしまいますので、とにかく今接客業が辛くて辞めたいと考えているならば、早めの転職活動をオススメいたします。
接客が辛い状況から良くなる可能性が低い
先に接客業を辞めたくなる原因をまとめましたが、これらの辞めたくなる原因が改善される可能性はかなり低いです。
給料や休み、転勤などは接客業のビジネスモデル上変わりにくいですし、人と話すのが好きになったり、他人への興味関心については、決意してすぐ変わるものではありません。
状況が変わるのを待つよりも、自分から状況を変えていくというマインドを持っていないと、なかなか自分の人生は良くなりません。
接客業を辛いと感じる原因をきちんと見つめ直して、それを自分の行動によって改善する方法を考えましょう。
接客業からの転職先
先ほど少し紹介しましたが、接客業からの転職先は同じ接客業である場合が多い傾向にあり、その他の場合は以下の職種が多いです。
- 介護職
- 営業職
- 事務職
- 配送業
人と接するのに疲れてしまった人は事務職への転職を目指す人が多く、その他営業や介護などは接客業のスキルを活かせる転職先という点で人気です。
営業などは商品を売るという点で面接でもアピールしやすいのでオススメです。
とはいえ上記意外の職種でもきちんとスキルを身につければ、転職できる可能性は全然あります。
例えばプログラミングなども、プログラミングスクールに通ってスキルを身につければ、未経験からの転職もできますし、スクールによっては転職成功までを保証するというプログラムまであるようです。
デザイナーや雑誌編集者も同じように学校に通って学ぶことができますし、webライターなんかであれば未経験からでも仕事を受けられます。
要はスキルを身につける気概さえあれば、未経験でもまったく転職できないなんてことはありません。
「接客業からの転職先は営業が多いから、とりあえず営業に転職しよう〜」ではなく、自分が本当は何がしたいのかをきちんと考えて、そこに向かった計画を立てることをオススメします。
私が接客業から転職した方法
私は小売の接客業に勤めていましたが、興味をもっていた広告代理店の営業に転職をしました。
接客業時代は売りたくない商品も売らなければいけないというのがストレスだったため、自分で商品を提案できるような広告営業に転職したいと思ったのがきっかけです。
求人サイトからの転職はオススメしない
最初はインターネットから求人サイトに登録をして応募するという、いわゆる一般的な方法で転職活動を進めていたのですが、先にも書いたとおり、アピールできるポイントが接客スキルしかなく、ぶっちゃけ転職はなかなか難しい状況でした。
アピールできるスキルが弱い場合、書類選考で落とされるケースが非常に多い
そのため求人サイトからの応募の場合、面接に進む回数すらかなり少なかったです。
接客業から他業種への転職を考えるならば求人サイトからの転職活動はあまりオススメしません。
接客業からの転職はエージェントを活用した方が良い
途中から求人サイトからの応募を辞めて、【転職エージェント】に切り替えました。
- 転職相談
- 面接対策
- 求人紹介
- 履歴書添削
- 面接の日程調整
- 年収や条件の交渉
等を個別に無料で行ってくれるサービスのこと
要は企業側に私たち求職者を売り込んでくれる営業マンのような存在です。
まだ転職するか迷っているという段階からでも無料で相談することができ、気になる業界の新鮮な状況や、自分が転職ができるか?という事まで客観的な意見やアドバイスもしてくれます。
転職エージェントに切り替えてからは、エージェント側が私をプッシュしてくれたり、履歴書の書き方などもアドバイスをくれるので、圧倒的に面接に進む回数が増えました。
面接に進まなければ戦いすら始まらないので、接客業の方は積極的に転職エージェントを活用した方が良いです。
ちなみに私は【リクルートエージェント】を使っていましたが、とても丁寧で求人の提案などもしっかりしてくれるので、とてもスムーズな転職ができましたよ。
接客業からの転職を考えている方は、まずは勤めながらでも転職エージェントに相談してみるのがオススメです。
(転職活動自体が長期化する可能性もあるので、辞めてから転職活動をするよりも勤めながらの転職活動が良いと思います。)
転職支援実績No1の【リクルートエージェント】で転職する
20代であれば未経験からでも転職はできますので、今接客業が辛くて悩んでいる方はなるべく早く行動を起こしましょう!