転勤のある会社に就職して後悔した話【転勤もアリかな〜と思ってる人は読んで】

私は新卒で転勤のある会社に入社をして、とても後悔した経験があります。
就活をしている時は「転勤もまぁアリかな〜」という気持ちだったのですが、いざ入社をしてみると心境が変わってくるもので、当時の自分の考えの無さに泣きたくなります。

この記事では、”転勤のある会社への就職、転職を考えている方に向けて”、「本当に転勤のある会社で大丈夫？」と改めて考えてもらうためのきっかけになるように、私が転勤のある会社に入社して後悔をした体験談をまとめて紹介したいと思います。

1 そもそも転勤のある会社に入社した理由
2 転勤アリの会社に入社して後悔した理由
3 迷っている人はもう少し具体的に想像してみよう

そもそも転勤のある会社に入社した理由

転勤のある会社に入社したことを大きく後悔した経験があると先述しましたが、初めから「後悔するだろうなぁ」と分かっていれば転勤アリの会社に入社する事なんてなかったでしょう。

実のところ就活中は「むしろ転勤楽しそう！」なんて事を思っていました。

転勤楽しそうと思っていた理由

色んな土地に行ける
色んな人と出会える
どこに転勤になるか分からないワクワク感

こんな事を思っていました。

特に私は「飽き性」だったという事もあって、一つの場所に留まるよりも色々な所を転々とする方が、自分には向いているだろうなあとも思っていました。

あとは結婚願望や彼氏・彼女が欲しいという気持ちもそこまで強くなかった事も大きいかもしれません。

転勤を気にせず就活をしている人って、周りの友人を見ていても同じような理由の人が多いように思います。

その後、入社をしてすぐに後悔する事になるのですが…。

転勤アリの会社に入社して後悔した理由

彼氏・彼女を作る気力がなくなる

もともと結婚願望もなく、彼氏・彼女が欲しいという気持ちも弱かった私ですが、学生から就職をして社会人になると心境の変化もあるもので、恋人が欲しくなりました…。

学生時代とは違い、プレッシャーやストレスのある毎日が続き、友達と遊ぶ頻度も少なくなってくると、心の安らぎを求めてしまうんですね。。

そこから知人の紹介やイベントで仲良くなった人など、何人かとデートもして良い感じになった事もあるのですが、ここでネックになってくるのが「転勤」なんです。。。

「この人良いなぁ〜」と思っても、いつ転勤になるか分からない、、もし付き合っても三ヶ月で遠距離になるかもしれない…それは自分としても辛いし、相手にも申し訳ないよなぁ…という考えが頭を巡ります。

無意識のうちに相手も転勤する恋人は嫌だろうなあと考えてしまい、もう一歩を踏み込むことができませんでした。

もちろん、「転勤なんて関係ない！」と最初から気持ちの強い恋愛なら別だと思いますが、多くの恋愛は「良いかも」から徐々に育んでいくものだと思っています。

その恋愛感情を育んでいくためのモチベーションが転勤によって中々発火しないイメージです。

今は結婚願望や彼氏・彼女が欲しいという気持ちがなくても、私のように就職して気持ちが変わる場合があることも、しっかり考えておきましょう。

新しい趣味を始めにくい

これも恋人づくりと似ている部分ではありますが、新しい趣味を始めにくいなあという感覚がありました。

例えば私の場合、「新しい趣味としてギターを始めたい」と思い、ギター教室を探そうと思ったのですが、ここでも「転勤」がネックになりました。

せっかく相性の良いギター教室を見つけても、転勤をしたら先生との関係性や、先生だけが理解してくれている私の微妙な癖なんかも全てリセットされてしまうわけです。
行きつけの美容院が潰れてしまうイメージに近いのかもしれません…新しい美容院で微妙な自分だけのこだわりやニュアンスを説明するのしんどいですよね…。

そんな事を考えるとギター教室に通う気力もなくなってきたんですよね。。

気力面以外にもデメリットがあります。
それが教室の料金プランです。

ほとんどの教室で1ヶ月契約よりも半年契約や1年契約の方が料金が安くなる傾向にあります。
むしろ契約は半年以上〜なんてところも少なくはありません。

そんな中いつ転勤になるか分からない転勤族は、中々契約できないですよね…。

せっかく支払った入会金が無駄になるのだけは一番避けたいものです。

これらの理由から、新しい趣味を始めにくい環境だなあと感じていました。

勿論趣味のジャンルによっては全く問題ありませんが、一つ選択肢が減ると考えると結構辛いものです。