仕事

興味や向上心を持てない仕事なら辞めてしまえ

僕は興味や向上心が持てない仕事なら、辞めちゃっていいと思っています。
別の言い方をすると「ワクワクするかどうか」、「楽しいかどうか」という切り口でもいいのですが、「常にわくわく楽しい」というのは難しいと思うので、興味と向上心いう基準を設定しました。

実際僕は上記の理由で、新卒入社した会社を1年で辞めていますが、後悔した事は一度もありません。むしろよかったと心底思っています。

そんな経緯もあってか

最近会社を辞めようか迷っているという相談をいくつか受けました。聞いていると共通して皆さん今の仕事に興味がない。向上心もないことはないけど、苦痛でしかないみたいな。

僕は「何も悩む必要はないぞ」と思いながら、その相談を聞いていたわけですが、辞めるのは勇気がいるものです。

冒頭にも書きましたが、基本的に「興味や向上心が持てない仕事なら辞めていい!」という考えを持っていて、今回は自分の考えを整理する意味も含めてこれらの事について書いてみようかなと思います。

向上心の湧かない仕事は興味がない証拠

向上心がないということはそもそもその仕事に自体に興味がないのです。

短期的に生活のためだけの仕事と、割り切れれば良いのかもしれませんが、ほぼ毎日40年間、興味のない仕事を続けていくのだと考えるとゾッとします。個人的にはそうやって、人生の大半の時間を退屈に過ごしていくことには、とても耐えれないと思ってしまいます。

興味がないと、知ることにワクワクもしないので、自分から仕事に関する知識をインプットしようとも思わないですし、スキルの上達も驚くほどしづらいです。

僕もかつて自転車関係の仕事に勤めていましたが、入ってみると驚くほど自転車(機械的な事)に興味が持てず、苦痛の日々でした。
自転車にハマってたら、毎日知識が着くことが楽しくて仕方なかったと思います。(実際周りで伸びている人間は楽しんでいる人でした)

当時も向上心は持ってるつもりでしたが、実際には受け身で教えられたことだけメモして〜という感じで、自宅で自転車について勉強したことなど一度もなかったと思います、、。
そういった面でも、仕事のパフォーマンスに影響がでると思うし、同僚との差も如実に表れてきます

逆に言うと仕事に興味を持てないと向上心が湧く事は滅多にないですし、向上心を持っていたとしても、行動に移せない、続かないというような状況になりやすいです。
興味はないけど、向上心を持って頑張れてるなら、それはそれで素晴らしいことだと思いますが、そういった人間でなければ、よほどの強い精神がないときつく、ストレスは日々拡大する一方です。

その点、興味のあることなら自然と向上心も沸き起こりやすいですし、何よりも仕事が楽しくなる要素が満載です。
興味もない、向上心も湧かない仕事に就いて「辞めたい」と思ってるなら、思いきれる要素は充分かと思います。

興味を持つ努力は必要

3年勤めれば仕事が楽しくなるという説もあるように、知る事で興味が湧いてくる場合もあります。

だからと言って馬鹿みたいに、「とりあえず3年」と興味のない事をストレスを感じながら働くのは「なんだかなぁ、、」と思ってしまいます。
興味を持つかどうか分からない状態で3年を費やすより、その業界や業種に関する本を、1冊〜3冊読むだけでも、見えてくるものはあるので、思考停止で3年を捨てるのはとても勿体ないことだと僕は思います。
実際3年続けて得られるのはただの「慣れ」だけかもしれません

ただ興味を持つ努力は必要で、向き合ってもいないのに興味がないから辞めたいというのは、どこに行っても同じ事を繰り返すだけです。

興味をもつ努力をしても、「どうしても興味が湧かない」、「向上心が湧かない」という事であれば、間違いなくその仕事に向いていないので、興味のあることや向いている仕事を探した方が、幸せになる確率は高いと思います。




会社としても迷惑

厳しい言い方をしますが、興味も向上心もない人が同じ職場にいるのはめちゃくちゃ迷惑な事だと思っています。
腐ったみかんは伝染するかのように、その職場自体の雰囲気を腐らせていきます。
勿論そんな雰囲気の中仕事してても楽しくないですし、何故か周りの足をひっぱるような行動をする人が現れたりします。
実際上司が楽しそうに仕事してないと、何年経っても楽しくないのかと絶望的な気持ちになりますし、新入社員であればやる気ないんだなとすぐに見放されます。

退職を考えるとき、会社のために辞めれないと考えたりもしますが、会社の負担は短期的なもので、長期的にみたときに残留されていた方が迷惑なケースも多いです。

責任感が強く決断ができない人は、このように考えてみてもいいかもしれません。

辞めたってどうにかなる

実際今の日本で、会社を辞めたとしても働く意思があればどうにかなります。
今の会社を辞めた所で、次がよくなるという保証はどこにもありませんが、諦めてしまえばずっと同じ職場で働くことは確定です。
そのまま働いていても、生産性があがらずリストラなんて事もあるかもしれません。(終身雇用制度もすでに崩壊しています)

事実、僕の周りで会社を辞めて後悔してる人は一人もいません。

興味のあることがアイドルや歌手など、かぎりなく受け皿が小さい仕事である場合は、それなりの覚悟が必要だと思いますが、「今食品の営業をしているけど、食品の営業なんてなんも面白くないし興味ない、でも車の営業なら興味ある」という場合なら全然受け皿ありますよね。

勿論ある程度、自己分析リサーチをしないと同じことを繰り返す可能性がありますが、その点しっかりやれば全然問題ないわけで、転職のリスクばかり恐れて、動けない方がどんどんリスクが高くなっているという考え方もできます。

まずは自分がどんな仕事に向いているのか知るところから始めてみましょう。

まとめ

とはいえこれらが全ての人に当てはまるわけではありません。

仕事との向き合い方は様々で、人によっては家族のために、条件(給料など)を基準に選んでいる人もいるだろうし、世間体が一番大事という人もいるかもしれません。
もっと言えば時代によっても変わってくるので、どんな所でも働けるだけで有難いという時代もあるでしょう。

そういった人たちは、興味のあるないを超えて仕事を頑張れるのでしょうし、納得してるなら「興味ないなら辞めた方がいい」と、無理に当てはめようとは思いません。

ただ現代では仕事なんていくらでもあるし、最悪餓死する事もありません。誰でも好きな事をして生きていける時代になってきています。

そこに目を向けないで、興味もくそもない仕事で文句を言いながら働いているのをみると、勿体ないなぁと思います。

興味はないけど辞めたいと思わないなら、全然それで良いと思います。
しかし興味がない事を自覚していて、辞めたいという思いがあるなら、そんなに迷う必要もないんじゃない?と思います。

興味のない仕事を続けるなんてデメリットしかないですし、別に会社を辞めたって働く意思があればなんとかなるもんです。

どうせなら仕方なくでなく、働く事も楽しめる道を探しましょう。
会社を辞めるのは悪と思い込まず、もっと自分の幸せを考えて動いてみてはどうでしょうか

それでは

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