友人と日本仕事百貨さんの運営するリトルトーキョーというバーに潜入してきました。
別名「しごとバー」
「しごとバー?何それ?」「興味はあったけど行ったことない」という方に向けて、一体どんな所なのか紹介していきたいと思います。
リトルトーキョー – しごとバーって?
公式の説明によると「いろんな生き方・働き方に出会うことのできる場所」と紹介されています。
と言われてもイメージがしづらいと思うのでもう少し詳しく説明すると
お昼はランチメニューなどが揃う「ごはん屋さん」、夜は美味しいお酒が飲める「バー」を運営されています。
リトルトーキョーは普通のバーとは違い、週1〜2回様々な職業の方が1日バーテンダーとなる「しごとバー」を開催しています。
どんな職業の方が来られるかは、あらかじめHPにて告知されていて、見てみると本当に様々な職業の方がゲストになっている事がわかります。
宿を経営している人、ライター、昆虫大好き写真家などなど、普段中々お話を聞くことができない人たちの話が聞けたり、交流を図ることができるというのが売りですね。
ほほう、、!!
ちなみに僕たちが参加した、しごとバーのバーテンダーは、女性ながら山にはいりイノシシなどを狩ったり、「暮らしを作る」をテーマにシェアハウス運営や、ライター業などもおこなっている狩猟系女子の「畠山 千春(はたけやま・ちはる)さん」という方でした。
、、、狩、、り、、?
なんか面白そう、、ということで、元々しごとバーがどんな所なのかにも興味があったので、この度足を運んだわけです。
参加費はワンドリンクのみ
そうなんです。
こういうイベントって別途参加費が必要なのかな?と思い込んでいますが、しごとバーはワンドリンク頼めば誰でも参加が可能です。
ビール600円くらい。
結構変わったお酒もあった気がする。地方もののビールとか
ふらっと飲みに来て変わった人の話が聞けるなら、まぁたまにはいいかなぁと思う。
実際の雰囲気
面白そうなコンセプトに惹かれて訪れたわけですが、こういったイベントって実は僕のような人見知りにはハードルが高いんですよね、、
どんな雰囲気なのかもわかんないし、別に交流を広げたくて訪れたわけではないので、不特定多数との交流が苦手気味な僕としては、「自己紹介とかあったらめんどくさいなぁ」と思っていました。
いざ出陣!!!
20時にイベント開始でしたが、19時半頃に到着。
外からガラス張りのリトルトーキョーを覗くと既に4、5人が入っており、テーブルを囲んで談笑している模様。
[voice icon=”http://waka-shi.com/wp-content/uploads/2017/06/IMG_0416-e1497369489962.jpg” name=”私” type=”l”]え、、もしかして今入ったら知らん人と話す感じ?[/voice]
[voice icon=”http://waka-shi.com/wp-content/uploads/2017/07/odeko-300×300.jpg” name=”友人” type=”r”]うむ。中々ハードルが高い[/voice]
という事で20時まで、周辺をぶらぶらするというヘタレ
しかしかっこいい公衆便所を発見
(デジカメ画質悪っ 、、次からスマホにします、、)
20時前にリトルトーキョーへ潜入成功!
入るとすぐカウンターがあるので、とりあえずビールを注文。
夏のビールはくそうまい。
中は普通のバーのようにカウンターがあり、後方のスペースにはポツポツを椅子が並べられている。
とりあえず隅っこの席に腰掛ける。
辺りを見渡すと、フロア中心のテーブルを囲んで、人だかりができている。
この時「あ、ほとんどの人は交流を求めて参加しているんだ」と気付く。
その後ぞくぞくと人が増え、恐らく30人以上はいたかと思われる。
男女比は半々。
年齢はバラバラだが20代が多かった気がする。
イベントの内容によっても変わってくると思うが、ここにいる女性は皆、狩猟女子を目指しているのだろうか、、
とにかく集客力すごいと思った。
開始から30分くらいは、何が始まるでもなく、皆んなお酒片手にお客さん同士で話している。
雰囲気としては異業種交流会のようなイメージ。
ニ、ニガテ〜〜
僕はなんとなくこういう、作られた交流の場が苦手だ。
興味もないの頷いたり、頷かせたり、人間関係で一番神経を使う初対面がごろごろしている。
とはいえ社会人になって未だにそんな感性でいる自分は少し恥ずかしい。
本日は戒めとなり、もっと外と交流しないとダメだな〜と刻み込まれたのも事実、、頑張ります。
そんな事を考えていると、40歳前後の男性(仮名Aさん)に声をかけていただいた。
地元の話や仕事の話などを互いにしつつ、談笑。
ひとまず男2人で来て、誰とも交流しないという状況からは脱出することができた。
Aさんは普段サラリーマンをしつつ、副業でプチ起業をされている方のよう。
印象的だった話しは、株式投資をするもリーマンショックで150万損した話しや、「3.11」の時の食糧難の話。
やはり普段話さない人と話すと、読み物でしか知らなかった話を経験した人に会えたりしておもしろい。
人とは交流しないとダメだなと再び感じる。
するとようやくイベント開始のアナウンスがかかる。
ゲストの「畠山千春さん」を囲むように人が集まる。
簡単な自己紹介から、自身がなぜ普通のOLから狩猟を行うまでになったか、実際どんな感じなのか、命と向き合って感じたことなどの話を聞くことができた。
業界的には猟師の高齢化が進んでいるため、若い担い手を欲しがっているようです。
猟師って狩りして、肉にしたり毛皮で何か作ったりするためにしてるのかと思ったけど、獣が畑を荒らして農家の被害がものすごいから狩りをしているんですね、、、初めて知った。無知って怖い
若い人は歓迎されるし、猟師免許も高額ではないので興味があれば猟師になろうぜ!!という感じで終着。
正直、結構興味ある。
ただ毎朝の見回りや、生き物を捌いたり大変そうなので簡単に踏み込むのは危険
僕個人としては、例えば人生に失敗して、仕方なくやりたくない仕事に就き、死んだ目で働くくらいなら、猟師という選択肢は全然ありだなと思った。
千春さんのように、猟師を皮切りにライター業や講演会などと仕事を広げているのを見て、「今の時代はなんでも挑戦できるな」とも感じることができた。
良い刺激をもらえた。
イベント自体は1時間ほどで終わり、その後は前半と同じような交流会といった感じ。
ゲストの人に詳しく話を聞いている人や、ポケットの名刺をちらつかせている人、友達を作りに来た人、はたまたカウンターでお酒を飲みに来た人と目的は様々な模様。
僕とオデコは、お酒を飲みながら場を眺めてました。
こういう異業種交流会のような場所は苦手だが、変な人に出会うのは好きだし、出会いたいという思いもある。
しかし交流会のような場がお互い久しぶりすぎてしどろもどろ。
今日は雰囲気を知るために来たと謎の言い訳をし退散しました。
しごとバーに行って楽しめる人
僕が感じた事なので、全員に当てはまるわけではないですが
- 人と交流したい人(人脈を広げたい)
- 価値観を広げたい人
- 自分を変えるきっかけがほしい人
- お酒が好きな人
なんかは楽しめるというか、タメになる気がします。
僕自身、ブログのネタ程度に考えてましたが学ぶこともあり、しごとバーのコンセプトでもある、「いろんな生き方や働き方」に触れることができて少し世界が広がった気がして楽しめました。
マルチ商法を勧めてくるような輩はいないようでした(潜んでいたかもしれませんが)、マルチ集団にこの場所が見つからなければ良いなぁと思う。
居心地が悪いと感じそうな人
- 交流が苦手な人(人見知り)
これに尽きると思います。
HPではイベント告知がある程度で、形式などはあまり書かれていません。
講演会みたいな感じだと思ってたら、がっつり交流会のような場だったので、その点僕は少し居心地が悪かった。
最初から構えてたら、そんな事もない気がするが、、
交流が苦手でわざわざ、「知らない人と話すのはめんどう」という方にはあまりおすすめはしません。
まとめ
良いなと思ったのはワンドリンクで、講演や様々な人と交流できるという所。
仕事終わりに行くのもいいなと思った。
悪かった点は、事前調査してなかったのが悪いが、予想以上に交流会のような雰囲気だったこと。
良い点と矛盾するが、事前に知っておくのと知らないのとでは意味が違う。
たまたま行った店が異業種交流会だったら嫌だろう。
逆にあらかじめワンドリンクで異業種交流会に参加できると知っていればお得感すらある。
そういう事である
この度の学びとしては「あぁ俺コミュ力糞になってるな」と気付けた点だ。
交流会が苦手な理由の一つとして、自分は相手にとって面白い人でいられるのだろうか?というフィルターがかかってしまう。
いわゆる自信のなさがでてしまう。
この辺りの弱みを克服する場としても活用できそうな気がする。
というわけで今後ともお世話になりそうな予感がしてます。
家近いし、コスパいいし、交流できる
いいね!
というわけで皆さんも足を運んで見てはいかがでしょうか。
ではでは
★リトルトーキョー
〒135-0022 東京都江東区三好1丁目7−14 リトル トーキョー
営業時間:〈バー〉水曜〜日曜 19:00-26:00 〈お昼〉金曜・土曜・日曜 12:00-15:00
休業日:月曜・火曜
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