やりがいのない仕事を毎日続けるのはつまらないし、徐々に辛くなってきます。
やりがいを感じながら仕事をしている人に比べて仕事スキルの成長も遅いため、そのまま放っておくと数十年後には会社での居場所もなくなってしまうかもしれません。
なによりどうせ仕事をするならやりがいを持って楽しく働けた方が絶対に良いはずです。
この記事では、仕事にやりがいを見つけられずに悶々と仕事をしている方に向けて、仕事のやりがいの見つけ方を紹介したいと思います。
目次
仕事のやりがいの見つけ方
はじめに自己分析が必須
仕事のやりがいを見つけるには自己分析を必ずする必要があります。
というのも⬇︎
仕事のやりがいとは、会社が与えてくれるものではなく、自分で見つける・見出すもの
だからです。
自分の中からやりがいを見つけ出す必要があるため、自分を理解していない状態では当然ですがやりがいは見つかりません。
やりがいには大きく以下のように分類されるので、まずは自分がどのタイプになるのか当てはめてみてください。
報酬型
自分がした仕事に対して支払われる報酬に対してやりがいを感じるタイプです。
報酬とは給与のことで、給与が多ければ多いほどやりがいを感じます。
営業マンに多いです。
自己成長型
仕事の知識やスキルなどが身につき、自分のできる事が増えていくことに対してやりがいを感じるタイプです。
成長できない職場や、ひたすらにルーティンのような仕事ではやりがいを感じられずストレスを感じてしまいます。
貢献型
誰かの役に立つ事や必要とされる事にやりがいを感じるタイプです。
お客さんの顔が見えにくい職場や、感謝されにくい仕事ではあまりやりがいを感じません。
結果型
自分が出した結果や、世間に与えた影響に対してやりがいを感じるタイプです。
自分の能力を周りに証明できるような、結果が白黒はっきり見える仕事に向いています。
- 報酬型
- 成長型
- 貢献型
- 結果型
自分がどこに当てはまるのかを理解すれば、下記で紹介しているやりがいの見つけ方でも、自分がどれを参考にすれば良いかがすぐに分かるようになるので、まずは自己分析から始めてみましょう。
目標を決める
仕事をする上で目標を決めてみましょう。
・一ヶ月以内に売り上げ10%UP
・2時間以内に仕事を片付ける
・毎月5万円貯金
・上司と仲良くなるetc…
目標は収入、効率化、人間関係、出世などなんでも良いです。できれば自分が燃える目標を立ててください。
心理学的にも目標やゴールを定めながら少しづつ成功体験を積み重ねていくことで、やる気やモチベーションの維持に繋がると言われています。
また、目標に向かって仕事をしていくことで、スキルの向上や収入アップなど、思わぬ副産物も手に入ります。
大きな目標と小さな目標を立てて、小さな目標をクリアしながら大きな目標(ゴール)に向かっていくイメージで挑戦する
腹をくくって本気で取り組む
やりがいの見つけ方で、目標設定が大切と書きましたが、そこに向かって本気で取り組んでみましょう。
「そこまでのやる気は…」と思うかもしれませんが、まずは1週間からでも今までにない本気の仕事を続けてみてください。
学生時代の部活動や遊びでも、全力でやるからこそ楽しい・充実感を感じられませんでしたか?仕事も同じです。
仕事は楽しくないしやる気もないという気持ちでは、いつまでたってもやりがいは見つかりません。
腹をくくって本気で取り組んでみましょう!
ライバルを意識
目標設定と少しかぶる部分ではありますが、社内外でライバルを見つけましょう。
同期がいるならば、「同期には絶対に売り上げで負けない」というような気持ちで仕事をしてみましょう。
子供の頃から人と競う事が好きだったタイプの人は、仮想ライバルを設定して仕事に取り組むことで、ぐんぐん仕事が楽しくなるかもしれません。
周りを巻き込む
進めているプロジェクトなどがあれば、同じチームや関係部署をどんどん巻き込んで一体感を作りましょう。
それは自分だけで立てていた目標を周りに共有しながら、みんなで本気で目標達成を目指していくような環境をつくるという事です。
一緒に喜べる仲間がいるだけで、達成感ややりがいは何倍にも膨れ上がります。
仕事の知識を身につける
仕事のやりがいの見つけ方でここは大きなポイントなのですが、今の仕事にやりがいを感じないのは、今の仕事に対して自分自身の理解が充分でないからかもしれません。
例えば新卒入社三ヶ月で仕事のやりがいなんて見つからないのと一緒で、仕事ができない状態でやりがいもクソもないという事です。
まずは一通りの仕事を覚えてから「やりがい」が見つかるのです。
既に仕事は覚えているという方も、業界に関する事や、これを知ってたら役にたつかもしれないということを進んで勉強してみてください。
知ることで自分ができる事がどんどん増えていき、仕事が楽しくなってきます。
仕事が自分の思う通りにできるようになれば、そこにやりがいを感じる..という人も多いです。
自分の理解がまだまだだと思う方は、気合いを入れて知識やスキルを磨いてみましょう。
お客さんの反応を知る
職種によっては直接お客さんと関われない人も多いと思いますが、今の時代ではSNSで利用者の口コミを見る事ができます。
口コミされるくらいの仕事をしてやるぞ!という心意気で仕事に取り組んでみるのも良いと思います。
自分の仕事が直接お客さんと関係しない場合は、自分の仕事によって生まれている価値の行き場を理解するだけでも、全然気持ちが変わってきます。
「自分の働きで営業部が円滑に回っているなあ」など思っているだけでも、やりがいに感じられるものです。
自分の成長を記録する
自分ができるようになった事や、目標達成したことなど、なんでも記録をしていきましょう。
人間は書く事でより実感を増す事ができます。
そうやって自己肯定感をあげながら、自己成長を実感することで大きなやりがいを感じられます。
辛い事や、やりがいを感じられなくなる瞬間がきても、成長記録を読み返すことで、自信を取り戻すことができたりと、自分がやってきたことが未来の支えにもなります。
新しいことに挑戦する
今やりがいを感じないのは、できることをただ淡々とこなしているからかもしれません。
自分ができることは楽しいですが、それが続くと次第に飽きてくるのが人間です。
できること8割:できないこと2割
くらいのバランスで新しい挑戦もしていきましょう。
今までやったことない手法でやってみたり、いつも一人で終わらせてしまう人は、あえて人と協力してやってみるなど、少し自分に負荷をかけて仕事をすると、新たなやりがいが見つかるかもしれません。
やりたくないことをピックアップする
あえてやりたくないことを書き出してみましょう。
例えば、「残業」、「無駄なこと」はしたくないと書き出したなら、効率的に物事を進めて自分の時間をとりたい人間なのかもしれません。
であれば、いかに効率よく時間通りに終わらせるかを、ひたすら注力していくことで、それ自体がやりがいになるかもしれません。
このようにやりたくない事の裏側に、仕事のやりがいが見つかる場合があるのです。
そもそも仕事のやりがいとは
冒頭で「仕事のやりがいとは自分で見るける・見出すものである」と書きました。
なので自己分析をして、自分のタイプを知ることで、具体的な解決策を見つけようというのがここまでの話です。
ではそもそも仕事の「やりがい」とはなんなのでしょうか?
私は以下の3つだと思うのです。
- 楽しいと感じる瞬間
- 誰かの為になっている
- 自分を好きになる
つまり今の仕事で楽しいと感じることは何か?、誰の為になっているのか?、仕事をしている自分は好きか?そういった問いかけを、自問自答してみることが、もっともシンプルな仕事のやりがいの見つけ方なのかもしれません。
仕事にやりがいを感じられるかどうかは、今後の人生に大きく影響を与えるポイントです。
成長速度や人生幸福度も圧倒的に違います。
ゆっくり丁寧に自分のやりがいを見つけていきましょう。
それでもやりがいが見つからない人は転職しよう
やりがいは自分の中から見つけ・見出すものですが、職場環境によってそれが叶わないということも当然考えられます。
実は収入を上げる事にやりがいを感じるタイプなのに、総務部で仕事をしている…という場合なんかは、職種を変えなければ絶対にやりがいを見つけられません。
こういった場合には迷わず転職する事をおすすめいたします。
業種・業界を変える場合は、なるべく早い方が有利なので、今の仕事では絶対にやりがいを感じられないと確信している方は早く行動しましょう。
詳しくはこちらの記事に書いていますのでご参照ください。
やりがいない仕事なら転職した方が幸せだよ。