仕事

接客業に飽きた人へ。それは転職の合図かも。

「接客業に飽きた…」
「接客業にやりがいを感じない…」
「接客業に無気力…」

接客業に数年勤めていると「接客業に飽きた」と感じてくる人も多いです。

私も接客業で5年ほど働いていましたが、やりがいを感じられず転職をしています。

この記事では過去の私と同じように「接客業に飽きた」と感じている人へ、それは転職する絶好のタイミングだよと言うことを伝えたいと思います。

接客業に飽きてしまう原因

接客業に飽きてしまう原因は人それぞれですが、主に以下のような原因が多い傾向にあります。

  • 毎日同じ事の繰り返し
  • 売っても給料が変わらない
  • 自分で考える仕事が少ない

要はやりがいを感じられなくなる要因が比較的多い仕事なのです。
それぞれ詳しく説明したいと思います。

毎日同じ事の繰り返し

サラリーマンであればこれはどの職種でも言えることではありますが、接客業はとくにそう感じやすい構造になっています。

商品の陳列や在庫チェック、代わり映えのしない接客。これらが毎日同じルーティンで繰り返されてぶっちゃけめちゃくちゃ飽きるんですよね。

営業であれば「今回は大型案件だ!」とか「自分が好きな業界に提案だ!」というふうに、毎日のルーティンの中にも刺激があります。

接客業の場合、基本的に接客の難易度は変わらないので、慣れてしまえばもう刺激がないんですよね。
せいぜいめんどくさいクレーマー客が大変なくらいですが、そんな刺激はやりがいには繋がらないので、ストレスが溜まるだけでやりがいがないと飽きてしまう訳です。

どれだけ売っても給料が変わらない

接客の仕事って商品をどれだけ売っても評価されにくいんですよね。

そもそも個人の売り上げの記録をとっている所も少ないので、雰囲気評価になりがちと言うか…。

売っても給料変わらないからモチベーションも上がらないですし、だんだん接客の気も抜けてきて惰性になってくるんです。

ある意味そこが楽で良いという面もありますが、誰でもできる仕事なので将来的な不安もあったり…。

➡︎接客業に将来性はない!AIやセルフレジ化する未来。転職するべき?

自分で考える仕事が少ない

売り場を任されて陳列を考えられるようになると楽しさはありますが、店長クラスにならないとやらせてもらえなかったり、そもそも本社から大枠の指示があるので自由度がなかったり…。

ほとんどただの作業仕事ばかりなんですよね。

「こんなキャンペーンをやればお客さんが来てくれる」と思っても、店舗にはその権限がないので本社から的外れなキャンペーンを強制されて撃沈みたいな事も多いです。

「店舗の人間は本社からの指示を黙って正確にこなしていれば良い」と言われているようで、なかなか仕事の楽しさがアップデートされないので飽きてくるという人も多いです。

接客業に「飽きた」は転職を考えるタイミング

先述したように接客業に飽きてしまう原因は様々ですが、自分が接客業のどこに飽きているのかを自覚する事で、自分が本当にやりたい仕事は何なのかが見えてきます。

例えば飽きてしまった原因は以下のようにも言い換えられますよね。

「どんなに売っても評価されない」
⬇︎
「商品を売って評価されたい」

そうなると接客業よりも自身の売り上げによって給料が増えるような、営業職の方が向いているかもしれません。

「単調でつまらない」
⬇︎
「考える仕事がしたい」

こういう方は商品企画や広報などマーケティング職を目指してみるのが良いかもしれません。

このように自分が不満に感じていることは、やりたい事の裏返しとも考えられます。

惰性で飽きてしまった興味のない仕事を続けるよりも、やりがいを感じる仕事で働く方が圧倒的に人生は楽しいですよ。

➡︎興味ない仕事を続ける意味はあるのか?そのままだと将来ヤバイかも

接客業から人気の転職先

接客業からの転職で人気なのは以下の職種です。

  • 営業職
  • 事務職

営業職

接客業と同じく商品を売ることが仕事である営業は、接客業からの転職先として人気の職業です。

商品を販売していた経験は営業の面接でもアピールできるポイントです。
私の場合「ヒアリング力」や「提案力」を中心にアピールすることで、営業職への転職ができました。

また接客業を続けていると、ビジネススキルという面で不安を感じることも多く、「このままで大丈夫かな?」と感じてしまう人も多いです。
私自身、転職をしてから初めて「名刺交換」「ビジネスメール」を送りましたが、そういった経験をせずに歳をとっていくと、なんとなく不安を感じちゃうんですよね…笑

そういった意味でも基本的にビジネススキル全般が身につく営業は人気なんだと思います。

事務職

事務職も接客業からの転職先として人気の職業です。

主に「立ち仕事」「人との関わり」に疲れた人が、転職先として事務職を選んでいるようです。

ただ一方で、接客業よりもルーティン作業で飽きやすい仕事であるため、接客業に飽きたから事務職というのはあまり良くないかもしれませんね。

意志があればどの職種もいけるよ

人気な転職先として営業や事務職があげられますが、自分の意志さえ強ければどの職種にも転職はできますよ。

知り合いには会社をやめて専門学校に通ってデザイナーや雑誌編集者になった人もいますし、プログラミングなんかも転職保証までしたスクールがあったりと、スキルを身につける環境は山ほどあります。

お金がない人は「職業訓練学校」なんかで失業手当をもらいながらスキルをつける方法もあります。

もちろん大変な道ではありますが、「接客業からの転職先は限られている…」と初めから諦めるのではなく、必要なスキルを身につける方法を前向きに考えてみてはいかがでしょうか。

接客業からの転職はエージェントが必須

接客業からの転職を考えている人は、転職エージェントを利用した方が圧倒的有利です。

求人サイトからの応募をオススメしない理由

私も最初は求人サイトから転職活動を進めていたのですが、接客スキルしかない状態ではなかなか書類選考に通過しないんです…。

もうほんとに全滅に近いレベルで書類の段階で落とされますし、毎回履歴書を書き直したりとかなり疲弊します

そのためキャリアの浅い人や、スキル不足の人は求人サイトからの応募はあまりオススメしていません。

転職エージェントが自分を売り込んでくれる

転職エージェントとは無料で求職者をサポートしながら、企業側に自分を売り込んでくれる営業マンのような存在です。

転職エージェントとは
  • 転職相談
  • 面接対策
  • 求人紹介
  • 履歴書添削
  • 面接の日程調整
  • 年収や条件の交渉

等を個別に無料で行ってくれるサービスのこと

転職するか迷っているという段階からでも無料で相談することができ、気になる業界の新鮮な状況や、自分が転職ができるか?という事まで客観的な意見やアドバイスもしてくれます。

転職エージェントに切り替えてからは、エージェント側が私をプッシュしてくれたり、履歴書の書き方などもアドバイスをくれるので、圧倒的に面接に進む回数が増えました。

面接に進まなければ戦いすら始まらないので、接客業の方は積極的に転職エージェントを活用した方が良いです。

ちなみに私は【リクルートエージェント】を使っていましたが、とても丁寧で求人の提案などもしっかりしてくれるので、とてもスムーズな転職ができましたよ。

接客業からの転職を考えている方は、まずは勤めながらでも転職エージェントに相談してみるのがオススメですよ。



接客に飽きたと感じ始めたら転職も視野にいれて行動してみましょう。